講師プロフィール

はじめまして、tomatoです。

こんにちは!「tomatoの言葉LABO」を主宰する、作詞家のtomatoです。
言葉LABOに足を踏み入れていただき、ありがとうございます♪

この場所は、私が一方的に「教える」ための教室ではなく、一緒に学ぶ研究所にしたいと思っています。

かつての私のように、言葉に悩み、それでも「伝えたい」という想いを抱えるあなたと、一緒に表現力を探求し、私自身も成長していくための、大切なアトリエにしたいのです。

少し長くなりますが、私がなぜこの場所を作りたかったのか、その想いをお話しさせてくださいね。


「自分が変われば、世界は180度変わる」

私の音楽の原点は、3歳の頃、お隣さんから譲ってもらった一台のエレクトーンでした。

とにかく楽しくて、朝から晩まで夢中で鍵盤を弾いていたそうです。
あまりに夢中な私を見て、母が「ピアノ、習ってみる?」と声をかけてくれたのが、全ての始まりでした。

でも、幼い頃から私は自分を表現することが、一番苦手な人間でもあったんです。

学校に馴染めず、自分の髪型や洋服すら、自分で決められない。
人の顔色ばかりを伺い、自分の意見が言えない、引っ込み思案で恥ずかしがり屋な学生時代。

そんなある日、ふと目にした言葉がありました。
それは、「自分が変われば、環境は180度変わる」という言葉。
私の心に突き刺さりました。

「今の私と、真逆の自分にだってなれるのかもしれない」
「もし、こんな私が、たくさんの人の前で歌い、希望を与えられる人になれたなら…?」
「この夢を叶えたら、どれだけの人の希望になれるだろう」

その想いだけを胸に、私はシンガーソングライター峰香代子としての道を歩き始めました。


夢の舞台と、見えない檻

「夢は叶う」と信じて、毎日がむしゃらに音楽と向き合っていた日々。
家賃2万5千円、風呂なし、トイレ共同のボロアパートでの下積時代!

初めての一人暮らしで、全てが刺激的で、この頃には自分を表現するのが楽しくて仕方なくなっていました。
そして、avex主催のオーディションで、本当に夢が叶う日がやってくるのです。

1250組の中から優勝を告げられた瞬間、「夢って本当に叶うんだな」と思ったことを今でも覚えています。

スキマスイッチの常田真太郎さんにプロデュースしていただくという、望外の幸運にも恵まれ、プロの音楽制作の現場に飛び込みました。
そこは、それぞれの分野のプロフェッショナルが、一つの作品のために全力を尽くす、刺激的なチームでした。

しかし同時に、私は大きな壁にぶつかります。
人に気を遣いすぎてしまう性格が災いしたのです。
大人数のチームの中で、自分の意見や本当に表現したいことを伝えることの難しさを痛感する毎日。

唯一、作詞だけが、誰にも邪魔されず、自分の想いを自由に表現できる、最後の聖域でした。

けれど、メジャーという大きなプレッシャーの中で、新しいことをインプットする気力は失われ、アイデアもどんどん枯渇していく日々。
何度も書き直しを要求され、焦りと自己否定のループに陥り…私は、一度メジャーの世界から離れることを決意しました。


「幸せ」を、素直な言葉で

メジャーを離れた後、結婚、出産、そして2人の子どもが保育園の頃には、「脳脊髄液漏出症」という大病も経験。
さらに3度の流産を経験し、3人目の子どもに恵まれました。

若い頃は「幸せであることはカッコ悪い。少し病んでいる方がアーティストらしい」なんて、尖っていた時期もありました。

でも、家族と共に日々「生きる」ことを実感し、子育ての中で「自分を許していく」という作業を繰り返すうちに、私が選ぶ言葉は、驚くほど素直なものに変わっていったのです。

幸せを、幸せだと歌うこと。 ありがとうを、ありがとうと伝えること。

言葉を扱う仕事のWEBライターを始め、音楽では『峰香代子』改め『tomato』として自分のペースを大切にしながら、アーティスト活動をスタート。

こうして言葉と向き合う中で、私の感覚はさらに磨かれていきました。


あなたの言葉は、もっと自由になれる

私が作詞をする上で、特に大切にしているのは、「言葉を見つける特別な視点」と、「想像が無限に広がる言葉のインプット技術」です。

脳裏に映像が浮かび、心の奥深くに届く歌詞を誰もが作れるようになるためには、私がプロの現場で学んだ「技術」と「知識」がとても役に立つと確信しています。


作詞は、特別な才能がなくても誰もが書くことができるのです。

「言霊」という言葉がある通り、言葉には、人生を変えるほどのエネルギーが宿っています。
私が、たった一つの言葉で人生が180度変わっていったように。

この言葉LABOでの時間が、あなたの人生をより豊かにし、あなただけの言葉を見つけるきっかけになることを、心から願っています。

一緒に、言葉の無限の可能性を探しに行きましょう!

tomato

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